丹波 岩瀧寺

丹波のもみじ三山の一つ「岩瀧寺」を訪ねました。

丹波もみじ三山と言えば「高源寺」「円通寺」「岩瀧寺」だそうです。
まだ紅葉には時期が早くて、かえでの葉は緑色に覆われていました。このお寺の奥には滝がありハイキングコースになっていますので、11月に入ると人出が多くなり、入山料も要るそうです。今はまだ人もまばらで足元の悪い山道もゆっくり歩くことが出来ました。
茅葺きの本堂、奥には庚申堂などの伽藍があります。

境内を出て山道をゆっくりと「独鈷の滝」(どっこの滝)に向かいました。
真っ直ぐに伸びた立派な杉の木々が立ち並びます。オゾンもマイナスイオンもいっぱい吸いながら、小川に沿った石段のある山道を5分程登ると「独鈷の滝」に着きました。

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鬱蒼とした山あいの奥に落差18mの滝が現れました。清々しい美しさです。

滝から更に急な石段を登ると弘法大師が岩窟に彫ったという不動尊が祭られています。
岸壁の奥が暗くてホコラ中までは見えませんでした。



「岩瀧寺」は弘仁年間(809〜823年)に建てられた弘法大師ゆかりの1500年の歴史ある古刹です。
山間にひっそりと、派手さの無いこじんまりした佇まいのお寺です。
普段は緑の森に囲まれていますが、紅葉の頃にはさぞや全山が美しい色に染まってゆくのでしょう。