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全豪テニス、ラファ優勝を逃す
Rafael Nadal def. Novak Djokovic 7-5, 4-6, 2-6, 7-6(5), 5-7
ラファはまたもや準優勝で終わりました。去年の3月からジョコビッチに7連敗です。その7敗は全て決勝戦ですからグランドスラム3大会連続での準優勝になりました。
敗れはしたものの今までの6連敗とは違って、ラファのテニスには進化が見られて素晴らしいでした。これまではどうしたらジョコビッチを打ち破れるのかと見当もつかない程ラファの完敗で終わりました。けれど今は完全に射程距離内に来ています。
↓気迫みなぎるラファ
圧巻だったのは第4セットのラファのプレイです。
2セットダウンして後のないラファが第4セットの第8ゲームで0-40からサービスキープに成功して、タイブレークに持ち込み、3-5から4ポイントを連取して2セットオールに追いついたのです!気迫のプレイでした。
もう駄目だと思いかけていた試合をラファの底力でフルセットまで盛り返した時には大感激しました。
世界の1位と2位の頂上決戦は凄まじい戦いでした。史上最長の記録となる5時間53分という正に死闘の戦いでした。
今大会の初日から膝にテーピングをして登場したラファには決勝戦まで残れる確信が持てずに、1試合でも長く勝ち進めますようにと祈っていました。
決勝戦まで進みレベルアップしたラファのプレイを毎回WOWOWの大画面で観戦出来て幸せな全豪オープンの日々でした。ラファ、有難ございました。
準優勝おめでとうございます!この次はきっと勝てます!
VAMOS RAFA !
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全豪テニス、フェデラーを破り決勝進出
Rafael Nadal def. Roger Federer 6-7(5), 6-2, 7-6(5),6-4
「ロジャーとの対戦は特別です」といつもラファは言います。フェデラーを尊敬している気持ちが現れています。
好調のフェデラーにラファがどれだけ攻められるか、ラファらしいテニスをして欲しいと願いながら観戦しました。
第1セットはフェデラーに先取されて、いつも出足の悪いラファです。
第2セットは両者とも素晴らしいショットの応酬でブレーク合戦となりましたがラファがセットを取り、1-1に戻しました。
第3セットは互いにサービスキープでまたもやタイブレークに突入です。ラファの6−1となり、これで大丈夫(?)とホッと一息つけました。しかしフェデラーに連続4ポイントを取られた時には肝を冷やしました。最後はラファが決めてセットカウント2-1と1セットアップです。
ここまでの1〜3セットはフェデラーが先にブレークしてラファが追いかける試合展開でしたが、第4セットのラファは先にブレークに成功、1度目はマッチポイントを逃しましたが2回目のマッチポイントでフェデラーのボールがアウトとなり試合を決めました。
息の詰まるようなドキドキする内容でしたが、二人の1つ1つのレベルの高いショットを見れて、素晴らしい試合でした。
試合の途中でラファが足首の辺りを気にしていましたのが心配です。
何事もなく元気に無事に決勝戦に臨めますよう祈ります。
VAMOS RAFA !
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全豪テニス、ラファ、ベスト4進出
Rafael Nadal def. Tomas Berdych 6-7(5), 7-6(6), 6-4, 6-3
長身のベルディフ(チェコ)に第1セットを先取され、第2セットもタイブレークに突入してハラハラする危ない場面をラファの底力で切り抜けて、1セットオールとなりました。しかし第3セットでいきなりブレークを許し2-0とリードされてしまいます。テレビの前から離れる事が出来ません。
奮起するラファはこの辺りからようやくエンジンが掛かり出して第3セットを取り、第4セットもラファの2ブレークアップで取り、3-1のスコアで勝ちました。
4時間を超える戦いで、TV観戦にも疲れました。
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伊藤清永展
S美子さんと昭和初期の洋画家「伊藤清永」*1の展覧会に行ってまいりました。
会場はHAT神戸の兵庫県立美術館です。
没後初の回顧展で生誕100年を記念して初期から晩年までの代表作が沢山展示されています。「裸婦」を描いた作品が多くあり、繊細な色線を無数に重ねて描き出される明るく芳醇な色彩がのびやかで美しいです。
また、仏門に生まれた作者の壁画の大画面「釈尊伝四部作」4枚も展示されていました。