囲碁名人戦7番勝負の第3局

挑戦者の山下本因坊(33)が井山名人(22)に中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗としました。

最後まで読み比べの続く超難解な戦いでした。
二人とも長時間を最後まで集中の切れること無く考え抜いた素晴らしい碁だったことだけは解りました。
解説の小林覚九段はこの戦い振りは世界に出ても名局と言える碁ですとおっしゃっていました。
2時間程はテレビ中継がありましたから解説を聞きながら観ていました。さっぱり解らないままにも結構興味が持てて面白いのです。テレビ以外では日本棋院のPC中継を時々覗いて見ながら、次々変わる局面に二人の壮絶な攻め合いが始まっていて驚くばかりでした。

囲碁対局もサッカーやゴルフ、テニスなどのスポーツを観るのと同じ感覚で楽しめます。
囲碁がスポーツの分野に入っても不思議でない気がしています。将来オリンピック種目に囲碁を加えて欲しいくらいです。

名人戦は7番勝負ですから4勝した方が名人位を獲得出来ます。後4戦残っています。
若い二人のエネルギッシュな戦いを楽しみにしています。