「老前整理」-捨てれば心も暮らしも軽くなる-

去年から家の整理を始めていましたので、著者のおっしゃてることが身にしみて良く解ります。自分ではかなり思い切って整理したつもりでいましたが、この本を読んでまだまだ考えが甘かったのを教えられました。
そうは言っても物を処分するという事は、長年経験してきた沢山の思い出と向き合うことになるのですから、勇気と判断力が必要で「曖昧なこだわり」を捨てなくてはなりません。
この本に出会えたことでもう一歩進んで、まだもう一度整理出来る物がある事に気付かせて頂きました。この前は勇気がなくて捨てきれなかった物も、少し時間をおいてみるとやっぱり処分してもよいと判断がつくようになりました。
それと片付けするには時間を費やさねばなりません。マイペースで時間を考えて使い、頭と心を使いながら「老前整理」に取り組まねばならないことを学びました。
ましてや老年になってからの片付けは足腰が弱くなっていますから、いくら気力はあっても体力がなければ作業が思うように進みません。
「老前整理」は一年でも早くに手がけるべきでした。

老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる

老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる