勝利の女神はラファに! ジャパン・オープン準決勝戦

Rafael Nadal 7-6(4), 4-6, 7-6(7) Viktor Troicki

ラファ、2時間38分の熱闘を制して決勝戦進出です。

ラッキー!


こんなことがあるのですね!

ファイナルセットの第9ゲームでラファはSFMの場面でしたが、ブレークバックされてしまいます。更に第11ゲームでブレークを許して第12ゲームでトロイツキのSFMが来ました。後のないラファは絶体絶命のピンチです。私はこの時点でほぼ諦めて負けた時の心の準備をしていました。するとトロイツキが信じられないミスを2回連発して更にWホルトで、何と,何と仕切り直しのタイブレークとなったのです。


トロイツキは勝利を目前にして緊張のあまり、まともなショットが打てなかったのでしょうか。


タイブレークはお互いに1P、1Pを取り合って5-5まで一進一退でしたが、再び5-6で迎えたトロイツキのMP。いよいよ後の無いラファでしたが、見事に逆クロスのウィナーが決まって6-6、命拾いをしました。次のラファのサーブでトロイツキが逆襲、またもやMPでしたがネットに掛けて7-7。ここでラファはトロイツキのサーブにリターンエースで8-7、ラファのマッチポイントが来ました!トロイツキのショットがラインを越えて、勝利の女神はラファに微笑みました。


ラファのコメント:「勝利を疑う気持ちもあった。非常に厳しい接戦だった。勝てたのは幸運だった」


トロイツキのエースは26本(ラファも18本)、ネットプレイも上手くて強い素晴らしい選手でした。勝てて良かったです!
神がかりの勝利みたいですが、ラファのたゆまぬ努力がメンタルの強さを養い、ピンチを切り抜ける底力になっているように思います。
2008年のウインブルドン勝戦と今日の試合は生涯の忘れられない試合となりました。

明日は好調のモンフィスとの決勝戦です。VAMOS RAFA ! ! !