WB第11日 ラファ決勝戦へ

Rafael Nadal (2) 64 76(6) 64 Andy Murray GBR (4)
ラファとマレーの準決勝は地元の大声援の中で行われ、ラファが激戦を制して4日の決勝戦に進みます。
第1セットはマレーのサービスエースに苦しみながらもラファの1ブレークアップを守りきって1セット先取。
第2セットはタイブレークとなり、サーブでポイントの取れるマレーに有利ですから、息詰まる攻防の一球、一球にラファのポイントゲットを願いつつ観ていました。セットポイントをマレーに先取されながら、ラファが連続3ポイントを取ってタイブレークに勝ち、2セットアップとしました。
2セットを取ってホッとしたところで第3セットの第1ゲームをマレーに取られましたが、第8ゲームをブレークバックして互角に戻しました。この頃からマレーのサーブに威力が失せてラファはブレークに成功して、ストレート勝ちになりました。準決勝戦に相応しい素晴らしい試合内容だったと思います。


ベッカムと息子さん 下段はマレー陣営
地元英国のベッカム選手と息子さんが観戦していました。ベッカム選手はW杯には出場していませんでしたが、W杯ではイングランドは予選落ちしてますから、英国民の期待がマレー一身にかかっていたと思われます。マレー自身も勝って、国民の大声援に応えたかっただろうと思い、いささか気の毒になりました。


運命の決勝戦は明日(7月4日)、相手はチェコトマシュ・ベルディヒ(24歳)です。
No.1シードのフェデラーやNo.3シードのジョコビッチを下して決勝戦に進出して来ました。長身で強力なサーブの持ち主です。厳しく難しい試合になると予想されています。

VAMOS RAFA ! ! !
GOOD LUCK TOMORROW ! ! !