NHK 杯囲碁トーナメント決勝戦

結城聰NHK杯が優勝しました。

結城聰 vs 井山裕太

序盤から攻め合いが始まって、白の井山名人は上辺の黒を取り込んでかなりおおきな白地を作ったのですが、黒に左隅を取られて、右辺に もまとまった黒地が出来て、中央も黒っぽくなってきました。難しい碁ですから、どちらが優勢なのかは最後迄さっぱり分かりませんでしたが 、黒の結城NHK杯の3目半勝ちとなりました。
結城聡NHK杯は前回の優勝者。NHK杯史上3人目の2連覇を成し遂げました。
井山裕太名人は初の決勝進出。20歳での優勝となれば第49回の張栩七段(当時・22歳)を抜きNHK杯史上最年少優勝となるところでした。