バンクーバー五輪、選手団帰国

昨日の閉会式では銀メダルを獲得した真央ちゃんが日の丸を持ち、笑顔で堂々と行進しました。そして、日本人の選手達のほとんどが笑顔で閉会式に参加していました。日本人選手の皆さん、お疲れさまでした。感動を有難うございました。
日本は銀3、銅2、入賞26でトリノ大会を上回る成績でした。17日間のオリンピックを振り返ると沢山のドラマがありました。お昼間のLIVE放送で見ろことが出来たのも幸いでした。

印象に残った競技はいろいろありましたが、一番エキサイトしたのがフィギュアスケートです。選手の演技を固唾を飲んで見守りました。
男子では高橋君が銅メダル、日本人初となるメダルに輝きました。織田君は演技の途中で靴紐が切れるアクシデントで7位。小塚君は日本人として初めてオリンピックで4回転を決めて8位でした。
女子はオリンピック女子史上初めてトリプルアクセルを2回決めた真央ちゃんが銀メダルに輝き、安藤は5位、鈴木は8位に入賞しました。
男子の金メダルはライサチェック(米)、女子はキム・ヨナでした。他には ↓
オリンピック初日、リュージュの公式練習で事故死したグルジアの選手に、開会式で黙祷がささげられました。
モーグルで期待の上村愛子が4位に終わりました。運に見放された悔しさが残ります。
カーリング女子は8位に終わりましたが、アメリカを破って白星スタートを切り一気にカーリング熱が高まり、競技の面白さを知りました。
スピードスケート男子5000mで長島圭一郎が銀メダル、加藤条治が銅メダルを取りました。
お騒がせ国母君は大技のダブルコークに挑戦して失敗しましたが8位に入賞しました。世間の注目を集めてハーフパイプを知らなかった人々にも広く知らしめました。
スキー男子のラージヒル決勝で葛西が8位入賞。日本人の最年長入賞記録です。
スピードスケート女子1000mと1500mで小平奈緒が5位入賞。チームパシュートでは決勝のドイツ戦で僅か0秒02差で敗れて銀メダルでした。

帰国会見で浅田真央は「今はうれしさ半分と悔しさ半分。この銀メダルは次へのステップだと思って、ソチに向けて頑張ります」と、4年後への意気込みを語りました。4年に一度しかないチャンスを前に、すべての力を余すことなく発揮することは難しいです。真央ちゃんは得意の3回転半を磨く一方、練習では何度か成功させたこともあるという4回転トーループの挑戦も視野を入れている筈です。
閉会式ではバンクーバー市の当局者が、4年後に冬季五輪を開催するソチ(ロシア)のパホモフ市長に五輪旗を手渡しました。