うすいえんどう

春には必ず3、4回はお豆ご飯を炊きます。気候が不順でいつまでも気温が上がらないせいか、4月初旬に出始めた「うすいえんどう」がまだ店頭に出ています。
今年最後の「豆ご飯」を炊きました。

関西では「えんどう豆」「実えんどう」「うすいえんどう」とも言いますが、関東では「うすいえんどう」とは言わないそうです。
採れたてのお豆は瑞々しくて、青い匂いはまだ早春の香りです。
鞘に並んだお豆さんはまるで生きているかのように愛らしく、鞘をむくと飛び出して来ます。
童話や絵本に擬人化したお豆さんがよく登場するのも、この可愛らしさ故とうなづけます。豆ご飯の炊きあがる匂いは最高に食欲をそそります。
「卵とじ」も「うすいえんどう」の定番料理です。